球磨川が決壊しているのに財政の骨太の方針に国土強靭化を記述させない財務省職員は人間のクズです!

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     今月1日、財政の骨太の方針についての記事を書きました。(◆プライマリーバランス黒字化の撤廃されなかった2020年の財政運営”骨太の方針”

     政府は、2020年度の財政の骨太の方針を策定する過程で、財務省職員が”国土強靭化”の記述を削除していました。今日はこの財務省の人間のクズっぷりを皆様に知っていただきたく、「球磨川が決壊しているのに財政の骨太の方針に国土強靭化を記述させない財務省職員は人間のクズです!」と題して論説します。

     

     下記は日本経済新聞の記事です。

    『日本経済新聞 2020/07/17 10:30 骨太方針、今夕閣議決定 国土強靱化も柱に

     政府は17日夕、経済財政運営の基本方針(骨太の方針)を閣議決定する。九州豪雨を踏まえ国土強靱(きょうじん)化や防災・減災を柱の一つに加えた。新型コロナウイルスへの対応で問題になった行政手続きのデジタル化を最優先課題としている。

     国土強靱化や防災・減災は頻発する豪雨災害を受け、8日にまとめた原案から一部追記した。2020年度末が期限の国土強靱化対策について「中長期的視点に立って計画的に取り組む」と盛り込んだ。

     行政手続きのオンライン化に関しては「一丁目一番地の最優先政策課題」と指摘した。21年度予算や施策への反映に向け工程の具体化を急ぐ。

     自民党は17日午前の総務会で骨太方針を了承した。これを受けて自民、公明両党は同日午後に与党政策責任者会議を開き、党内手続きを終える。

     未来投資会議の成長戦略も17日に閣議決定する。少額決済の増加に対応し手数料が安い専用決済システムの構築を検討する。既存の銀行間決済システムは手数料が高くキャッシュレス普及を妨げているため、全国銀行協会を中心に具体的な議論を始める。』

     

     記事の通り、先月の7/17、2020年度の財政の骨太の方針に、九州豪雨を踏まえて国土強靭化や防災・減災が柱の一つとして加えられたと報じられています。

     

     九州を中心に豪雨災害が頻発していることを踏まえ、国民の生命と財産を守るために国土強靭化と防災減災を大きな柱として位置付けると述べました。

     

     経済財政諮問会議で示された原案では、新型コロナウイルス感染対策やデジタル化の加速を柱に掲げていました。ところが、自民党、公明党から、防災現在に関する記述が不十分との注文が相次ぎました。

     

     改めて骨太の方針について原案と実際に出されたものとを比較してみました。

     

     

    <Before>

    <経済財政運営と改革の基本方針2020(原案)>

    第1章 新型コロナウイルス感染症の下での危機克服と新しい未来に向けて

    1.新型コロナウイルス感染症拡大を受けた現下の経済財政状況

    2.ポストコロナ時代の新しい未来

    3.感染症拡大への対応と経済活動の段階的引上げ−「ウィズコロナ」の経済戦略

    4.「新たな日常」の実現

    5.感染症拡大を踏まえた当面の経済財政運営と経済・財政一体改革

    第2章 感染症拡大への対応と経済活動の段階的引上げ

    1.医療提供体制等の強化

    2.雇用の維持と生活の下支え

    3.事業の継続と金融システムの安定維持

    4.消費など国内需要の喚起

    第3章 「新たな日常」の実現

    1.「新たな日常」構築の原動力となるデジタル化への集中投資・実装とその環境整備(デジタルニューディール)

    2.「新たな日常」が実現される地域社会づくり、安全・安心の確保

    (中略)

    (3)激甚化・複合化する災害への対応

     )漂辧Ω査辧国土強靭化

     東日本大震災等からの復興

    (中略)

    3.「人」への投資の強化−「新たな日常」を支える生産性向上

    4.「新たな日常」を支える包括的な社会の実現

    5.新たな世界実所の下での活力ある日本経済の実現

     

    <After>

    <経済財政運営と改革の基本方針2020>

    第1章 新型コロナウイルス感染症の下での危機克服と新しい未来に向けて

    1.新型コロナウイルス感染症拡大を受けた現下の経済財政状況

    2.ポストコロナ時代の新しい未来

    3.国民の生命・生活・雇用・事業を守り抜く

    4.「新たな日常」の実現

    5.感染症拡大を踏まえた当面の経済財政運営と経済・財政一体改革

    第2章 国民の生命・生活・雇用・事業を守り抜く

    1.感染症拡大への対応と経済活動の段階的引上げ

    2.防災・減災、国土強靭化

    3.東日本大震災等からの復興

    第3章 「新たな日常」の実現

    1.「新たな日常」構築の原動力となるデジタル化への集中投資・実装とその環境整備(デジタルニューディール)」

    2.「新たな日常」が実現される地方創生

    3.「人」・イノベーションへの投資の強化

    4.「新たな日常」を支える包括的な社会の実現

    5.新たな世界秩序の下での活力ある日本経済の実現

     

     上記の通り、Beforeが原案で、Afterが実際に公布されたものなのですが、”国土強靭化”のキーワードをよく探してみてください。

     

     原案では、下記の通りです。

    ”第3章「新たな日常」の実現”

    ”2.「新たな日常」が実現される地域社会づくり、安全・安心の確保”

    ”(3)激甚化・複合化する災害への対応”

    ” )漂辧Ω査辧国土強靭化

    ここでやっと国土強靭化のキーワードが出てきます。

     

     

     実際に出されたものは、下記の通りです。

    第2章 国民の生命・生活・雇用・事業を守り抜く

    ”2.防災・減災、国土強靭化

     

     第3章2(3),4階層目で出てきた国土強靭化が、2階層UPして、第2章2と2階層目で記述が出てきています。

     

     原案とは異なり、実際に公布された骨太の方針では、国土強靭化、防災減災の強化を重要施策として盛り込んでいます。

     

     しかしながら、これはふざけた話であり、ある意味で異例のことと言わざるを得ません。

     

     なぜならば骨太の方針は、内閣の仕事、政府の仕事の中でもトップランクで重要な仕事、重要な会議、重要な文書です。

     

     その文書の原案では、大事なことを書き、大事ではないものは書かないということで、記述したり削除したりする際、国土強靭化を4階層目で控えめに記述していました。

     

     なんで重要施策として削除するのか?という注文が相次ぐのもいわば当然のことといえるでしょう。

     

     そういう意味では自民党も公明党も、与党議員は頑張っていると言えるかもしれません。ダメなものを突き返したからです。

     

     一方で突き返されるような骨太の方針の原案を出すな!ということもいえます。

     

     もし自民党・公明党両党のダメ出しがなければ、原案のままスルーし、国土強靭化で財政出動する道を阻まれた可能性があります。

     

     財務省は国土強靭化を目の敵にしているのは間違いなく、国土強靭化を言ううるさい奴らの口を封じる意味で、重要施策から削除したものと考えられるのです。

     

     財務省が国土強靭化を重要施策から削除することに成功すれば、財務省は財政出動を抑制し、国債発行額を削減できると考えているに間違いありません。

     

     今回、熊本県の球磨川が決壊しているにもかかわらず、その発想を持ち続けている財務省職員というのは、人間のクズと言わずして何と例えればいいのでしょうか?

     

     GOTOトラベルキャンペーンが半年前に決めたからということで実行しているのと同じ話で、財務省は今回の骨太の方針で国土強靭化を抑え込み、国債発行額を抑制するために国土強靭化をつぶそうと考えたとしか考えられず、財務省職員は人間のクズといえます。

     

     2020年度の骨太の方針では、自民党・公明党議員の頑張りで、なんとか2019年度と同じレベルの記述で重要政策として残りました。

     

     実際には、同じレベルになったところで、大した効果はありません。

     

     もし今後10年で200兆円(年間20兆円)の国土強靭化による財政出動をしますというならば、素晴らしい判断となりますが、2019年のときに、緊急インフラ対策というこで3年で7兆円増やしますと”せこい話”をしていました。

     

     3年で7兆円で大丈夫なのでしょうか?2019年10月の消費増税以降、コロナの影響が全くなかった2019年10月〜12月期の実質GDPは年率換算▲7.1%と年率換算ベース35兆円で、四半期ベースでは8兆円は軽く吹っ飛んでいます。

     

     そもそも3年7兆円という金額は、日本国民の生命・財産を守ろうとする意志は感じられず、財政破綻するから財政支出は少なめにしなければ・・・というバイアスが思いっきりかかっています。

     

     しかも3年間で20兆円という話も出ている状況下で、財政の骨太の方針の原案で重要施策から削除するというのは、もはや人間のクズという表現以外にふさわしい表現が思いつかないのです。

     

     

     

     というわけで今日は「球磨川が決壊しているのに財政の骨太の方針に国土強靭化を記述させない財務省職員は人間のクズです!」と題して論説しました。

     今回の骨太の方針では、与党議員の自民党と公明党議員が怒って突き返し、2019年度と同じレベルになりました。

     とはいえそれでも全然不足しているということが皆さんもご理解できるものと思います。

     何しろ球磨川が決壊して人吉市の市民を中心に大勢の方が亡くなりました。球磨川に限らず全国の土砂災害危険地帯で人が亡くなっています。

     これはBCPとか危険回避以前に日本が自然災害大国であってどこに住んでいてもそのリスクから回避することはできないということでもあります。

     そして目の前で災害で死ぬ人がいても、そこに目配りがなされず、財政出動にブレーキをかけるように国土強靭化を重要施策から削除した財務省職員の人間のクズっぷりには、ただ呆れると私は思うのです。

     

     

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