人手不足と外国人労働者の増加

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    JUGEMテーマ:移民

     

    デフレ状態の日本で、全国各地で問題視されているのが人手不足の問題です。

    地方都市では、そもそも若い人がいないという状況であります。

    人手不足というのは、マクロ経済で見れば、インフレギャップ(=「供給<需要」)が生ずることであり、経済成長できるチャンスが訪れていると言えるのです。

     

    ところが、このチャンスを潰してしまう政策、それが外国人労働者受入です。

     

    日本人の人手不足問題、これは、あらゆる分野で多くの人が共有しています。

    とはいえ、外国人労働者を受け入れますと、日本の人手不足になっている構造的問題をそのまま放置した状態で、対処療養で改善していくことになります。技術開発投資にお金をかけなくなり、国力増強にベクトルが向かなくなります。

     

    人手不足とは何か?

    あるサービスを提供するときに、「供給を担う人手が少なくなるから」だけではなく、「仕事がむちゃくちゃ多くなっている」ときも人手不足は生じます。仕事が多くなるのはデフレの時に起きやすいのです。

     

    デフレとは、物価の下落という物価変動の現象の一つであり、物価の上昇がインフレです。デフレ期には、基本的に値下げしないと物・サービスが売れません。過当競争になりやすくなり、過剰サービスが横行するのです。

     

    トラック業界は長きにわたってデフレ環境でして、ものすごい過当競争が行われてきました。アマゾンは翌日に届く無料サービスなどにより、むちゃくちゃトラックのサービスが増えています。内閣府参与の藤井聡氏によれば、1990年代と比較して4倍も仕事が増えたと言われています。

     

    なぜ、過当競争をするのか?過剰サービスが横行するのか?そうしないと同業他社に勝てないからです。

    A社が過剰サービスをやっているからB社もやっている。(本当は過剰サービスなんてやりたくないけど、B社もやっているので仕方なくやっている。)

    B社が超過剰サービスをやると今度はA社も過剰サービスをする。

    給料は増えずほぼ横ばいなのにそうやってきたために、人手不足が生じ続けてきたのです。

     

    人手不足を解消するためには過剰サービスを削ること、無駄な仕事を削ることです。

     

    ユニクロや100円均一やら、こうした会社のビジネスモデルは、過剰サービス。

    本当だったら500円で売っていたものが、100円で売っている。

    もし500円で売っていたものを100円で売るようになれば、1時間で1個作っていたものを1時間で5個作らなければならない。

     

    過剰サービスをしなければ、ご飯が食べられない、ということで仕方なくやっているわけです。

    ブラック企業というのは、まさにこのことです。従業員に過剰サービスを提供させ、賃金を増やさないというのがブラック企業。

     

    こうしたブラック企業を野放図に放置すれば、過剰サービスが固定化し、ものすごい働かされても賃金が増えず、デフレ脱却ができないという悪循環になります。

     

    こうした給料を上げないで固定化し、過剰サービスを従業員に強いるブラック企業は、規制が必要です。

     

    では、こうした問題を解決する方法として外国人労働者を受け入れればいいのでしょうか?

    答えは×です。

    なぜならば、外国人労働者を入れれば入れるほど、安い給料の日本人が増えていくことになるからです。

    トラック業界に限らず、バス業界も建設業界も家電業界でもコンビニでもみな同じです。

     

    今日は人手不足と外国人労働者受入について、過剰サービス問題という観点から意見させていただきました。


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