「政府の借金返済は、国民を貧乏にする!」という真実

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    JUGEMテーマ:経済全般

     

     

     今日は表題にもある通り、政府の借金返済は国民を貧乏にする事実についてお伝えします。

     

     バブル崩壊を経験し、デフレ脱却が進まない我が国の国民の多くが、「政府の節約や借金返済は善である!」とお考えではないでしょうか?

     

     政府が借金返済(国債償還)を優先し、支出削減をすると、必ず「誰か別の国民」の所得が減ります。端的に言えば、誰かが貧乏になります。ところが、多くの国民は政府の支出削減(緊縮財政)で「誰か別の国民の所得が減る」ことを、直接の経験として実感することができません。

     それどころか、「政府に節約させたのに、なぜ自分たちが貧乏になるのか?政府はもっと節約するべきだ!」といった意味不明な方向に突っ走ることになります。理由は「誰かが支出を削減すると、誰かの所得が減る」という所得創出プロセスについて、個人として経験することが不可能だからです。

     人は、「支出を削る」と「所得が減る」と同時に兼ねることができないのです。

     

     所得がどうやって創出されるか?「GDP3面等価の原則」をご理解いただいている本ブログの読者の皆さんであれば、政府支出削減が所得創出の逆効果であることはご理解のことと思います。とはいえ、多くの国民が所得創出のプロセスやデフレインフレという物価現象の正体について理解していません。結果、国民を貧困化させる緊縮財政が正しいという間違った論説を信じ込んでしまうのです。

     

     私が、このブログを始めた理由は、人は「理を尽くした説明」「理に適った説明」を聞けば、未経験のプロセスや仕組みや概念・法則を理解できると思い、言論活動をすることで多くの国民に真実を知ってもらおうと思ったからです。

     

     今後も私が書き続ける本ブログをご参照いただき、マスコミ(TV新聞)の報道内容を皆さんご自身が「この人の言っていることは正しそう!」「この人の言っていることは違うんじゃない?」という判断ができるようになれば幸いです。

     

     


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