地震大国だけでなく屈指の豪雪国日本!屈指の災害大国だからこそ需要は無限です!

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    JUGEMテーマ:安全保障

     

     今日は「地震だけでなく屈指の豪雪国日本!屈指の災害大国だからこそ需要は無限です!」と称し、日本が世界屈指の豪雪国であることをお伝えしたいと思います。

     

     世界の気候に関する情報をテレビ、ラジオ、新聞、ウェブメディアで 発信し続けている米AccuWeatherの情報によれば、人口10万人以上の都市の年間 降雪量を比較すると、なんとトップ10に日本の都市が4か所もランクインするそうです。

     

     2016年1月23日時点ということで公表されているランキングで、具体的に申し上げますと下記の通りです。

     

    【1位】青森(日本) 312インチ(7.92m)

    【2位】札幌(日本) 191インチ(4.85m)

    【3位】富山(日本) 143インチ(3.63m)

    【4位】セントジョンズ(カナダ) 131インチ(3.32m)

    【5位】ケベックシティ(カナダ) 124インチ(3.14m)

    【5位】シラキューズ(米国) 124インチ(3.14m)

    【6位】サグネ(カナダ) 123インチ(3.12m)

    【7位】秋田(日本) 107インチ(2.71m)

    【8位】ローチェスター(米国) 99インチ(2.51m)

    【9位】バッファロー(米国) 90インチ(2.28m)

     

     上記の通り、日本の4市がトップ10入りしています。カナダのバンクーバーやロシアのモスクワは、日本より寒いのは確かですが、豪雪に見舞われるというわけではありません。下記の写真は、大晦日のモスクワの赤の広場の様子です。

     

    <2015年12月31日 ロシアのモスクワのクレムリンと赤の広場の様子の写真>

     

     

    (2015/12/31に杉っ子がモスクワで撮影)

     

     なぜ日本が世界屈指の豪雪国なのか?といえば、地形上の問題で国土のど真ん中に脊梁山脈が走っているからです。西高東低の気圧配置で、北方から湿気を含んだ空気が脊梁山脈にぶつかり、豪雪をもたらします。

     

     私は、2/3(土)〜2/4(日)の2日間にかけて山陰へ行っておりました。浜田町という町に行き、街の様子や山陰本線に乗ってインフラ整備の状況を視察に行ったのです。全日空で萩・石見空港からタクシー・山陰本線で行ったのですが、帰りにとんでもないトラブルに巻き込まれました。そのトラブルとは雪です。

     

     萩・石見空港は、全日空便が3往復就航しています。往路は3便目、復路は2便目で予約していました。帰りの2便目が萩・石見空港が吹雪のため、天候調査となり空港の上空で待機していたようなのですが、吹雪がひどすぎて着陸できないということで、羽田空港に引き返してしまったのです。結果、私が予約していた便は欠航になりました。

     3便目への予約の振り替えもできたのですが、吹雪が改善されなければ3便目が必ずしも就航するとは確約できない状況。近隣の空港でいえば、米子空港も大雪、山口宇部空港も危ないとの天候状況で、このままでは東京に帰ることができなくなると思いました。

     萩・石見空港の全日空の社員さんによれば、広島空港は大丈夫とのことだったため、急きょバスに乗って広島に向かい、広島空港から羽田空港に向かうことになりました。

     その道中、匹見峡(島根県益田市)に入る手前から大雪で、北広島までずっと積雪1.5m超くらいの道をバスで走りました。

     

    <島根県益田市の匹見峡の雪景色>

     

    (2017/02/04に杉っ子が島根県益田市の匹見峡で撮影)

     

    <島根県益田市〜広島県北広島市での道中の写真>

     

     

    (2017/02/04に杉っ子がバスの車内から撮影)

     

     山陰本線の浜田駅や益田駅は、それほど雪が積もっていたわけではありません。ですが、脊梁山脈を横切る形で向かう道中、島根県益田市の匹見峡では大変な雪景色でした。それだけならまだよかったのですが、広島に入って途中の北広島でマイクロバスが立ち往生し、車が列をなして止まっていたのです。

     まさかのまさか、今週ニュースになった富山市の豪雪立ち往生、私が山陰に行った後の大雪で大変な状況。今もなお燃料が不足などとニュースで報道されています。

     私はこの広島に向かう道中、豪雪立ち往生に巻き込まれるのでは?と大変恐怖を感じました。何しろ写真の通り、車がすっぽり埋まるほど左右は雪が積もって、しかも大雪が降り続けている状況。除雪車が除雪作業をしてやっと道路が走れるようになっています。

     その一方で、マイクロバスが立ち往生して大渋滞となっており、このまま私が乗っているバスも動けなくなるのでは?と本当に怖かった。トイレに行きたくなったらどうするのか?食料はどうなるのか?1時間以上立ち往生で止まってしまった状態が続き、本当に怖かったです。

     なんとかマイクロバスが移動できて、車が流れるようになった時はほっとしましたが、 除雪車という運搬具があり、それを運転する人がいるからこそ、豪雪エリアでも人の移動やモノの移動というロジスティクスが機能し続けるということを改めて実感しました。

     このトラブルで、3時間くらいで広島に到着する予定だったのが90分程度遅れて、4時間半も時間がかかってしまいました。

     

     日本政府は、豪雪災害が起きる可能性がある地域として、「豪雪地帯」「特別豪雪地帯」というのを指定しています。下記は国交省が2017年4月1日時点で定めた「豪雪地帯」「特別豪雪地帯」です。

     

    (出典:国交省のホームページ)

     

     国交省の資料に赤字で書かれていますが、国土の1/2は豪雪地帯となっています。水色と青色の面積は、日本列島のほぼ半分です。まさに日本は屈指の豪雪国といえます。

     人口でみますと、1億2700万人のうち、「豪雪地帯」は1,900万人、「特別豪雪地帯」は100万人ですので、2000万人が豪雪地帯に住んでいるということになります。

     人口比率でいえば17.4%となりますが、この2000万人の人々は、このような豪雪地帯から太平洋側に移り住んだ方がいいのでしょうか?そんなはずはありません。何しろ、東京であれば首都直下型地震が発生し、太平洋側は南海トラフ地震も発生するといわれています。

     

     人口が太平洋側に集中してしまえば、地震災害で大きなダメージを受けるでしょう。むしろ太平洋側に人口が集中しているのを打開するためには、「豪雪地帯」に移り住んでもらう方がいいのです。

     そのためには、インフラ整備が必要。具体的には北陸新幹線の新大阪までの延伸に加え、羽越新幹線(新潟〜山形〜秋田〜青森)や山陰新幹線(大阪〜鳥取〜島根〜山口)といった高速鉄道に加え、港湾の整備が必要です。

     このようなインフラの整備がままならなければ、生産性が高まらず、工場誘致や営業所の設置がすすみません。島根県の浜田市から商圏が大きい大阪に出るのに、山陰本線で何時間もかかるというのでは、営業効率が上がらないわけです。

     また港が整備されていなければ、工場を作ったとしても船で輸送することができません。高速道路も片側1車線の2車線より、2車線で往復4車線の方が、物流はスムーズです。

     

     

     というわけで、今日は日本が屈指の豪雪地帯であることをお伝えしました。大晦日のモスクワの写真と、島根県益田市、広島県北広島市の写真を見比べてみて、読者の皆様はどう思われるでしょうか?匹見峡や北広島よりもさらにひどい豪雪地帯なのが、青森市、札幌市、富山市、秋田市です。

     こうした豪雪地帯に住んでいる人々が困らないようにするためには、除雪車を増車し、除雪車を運転する公務員を増やし、除雪車の管理点検する整備士も必要です。

     雪が降るのは冬だけだからといって、期間限定で職員を採用するというのでは、収入が安定せず成り手がいないでしょう。雪が降らない期間は無駄だったとしても、豪雪地帯に人が住んでもらうということは重要です。豪雪地帯でないエリアに住む人々が地震災害や洪水災害などでダメージを受けた時に、助けに来てくれることになるからです。

     地方創生にも関連しますが、日本海側にインフラを整備すれば、地方経済も活性化します。各種インフラ整備や災害対策という需要は、世界屈指の災害大国日本にとっては、無限大であるといえるのです。

     人口が減少するから需要が減って日本はダメになるという論説がいかにデタラメか?ご理解いただけるものと思うのです。日本は災害大国だからこそ人口に関係なく、需要は無限にあるのです。


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