長期保有の武田薬品(株)(証券コード:4502)の売却を決断!

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     今日は、掲題の通り、私が長期保有してきた武田薬品(株)(証券コード:4502)について取り上げます。

     

     私は、武田薬品(株)を先週の7/31(月)に売却いたしました。売却額は5,733円で100株売却です。

    この売却代金を原資に、NTTドコモ(証券コード:9437)とコメダホールディングス(証券コード:3543)をそれぞれ100株ずつ購入しました。

     

    <記念に保存していた株券(杉っ子が撮影したものですが、株券電子化によって既に無効となっています。)>

     

     

      長年保有していますと、売却するのが惜しくなるのですが、私はどうしても武田薬品(株)について、経営者が外国人に変わったことや、一株当たり利益以上の配当を継続的に続けていること、この2点がどうしても嫌でした。

     そのため、いつか売却を検討していたのですが、保有価額4,200円で配当が180円だったため、保有価額利回りで4.28%と、私が保有する銘柄で一番高いことも、売却を躊躇させる要因でした。

     

     この売買の結果、私の保有銘柄は8/6時点で、下記の通りです。

     

     株数まで表示してしまいますと、日本株の保有資産額が判明してしまうため、株数は表示しておりません。

     ですが、8/6時点の上記25銘柄のポートフォリオで、時価額に対する配当利回りは、1.49%です。

     さきほどの4.28%というのは保有価額に対する配当利回りでしたが、売却価額5,733円に対する配当利回りでも3.13%と非常に高いです。(180円÷5,733円=0.031397・・・≒3.13%)

     そのため、NTTドコモとコメダホールディングスの入れ替えを行いましたが、全体の利回りは低下しました。

     

     

     

    1.私の印象に残っている武田薬品の薬

     

     武田薬品を買ったのは、今から13年以上前の2003年12月頃です。コスモ証券(現コスモ岩井証券)を通じて100株購入し、現物を引き出して株券所有していました。株券の電子化が始まってからは、特別口座に入れていましたが、今回売却を決意し、楽天証券に入庫して売却しました。

     途中、2009年頃、松井証券で300株3,515円で追加購入しましたが、こちらは4,670円で売却しています。 

     

     武田薬品といえば、次のような薬が有名です。

    ●タケプロン(消火器用剤)

    ●アクトス(糖尿病治療剤)

    ●ブロプレス(高血圧症治療薬)

    ●リュープリン(前立腺がん・閉経前乳がん治療薬)

    ●ランソプラゾール(消火器用剤:タケプロンの後継薬)

     他にもたくさんあると思いますが、私が覚えている薬としては上記です。

     

     

     

    2.武田薬品が手掛けた主なM&Aとライバル社との比較

     

     また、当時、1兆8000億円のキャッシュがあり、時価総額ではるかに上位のファイザー製薬に買収されるリスクがあるという噂もありました。まさに1兆8000億円のキャッシュを狙って、武田薬品の株式を買い進め、M&A後にそのキャッシュを使うという発想です。

     

     糖尿病治療剤「アクトス」の米国特許切れ問題による収益減少を防ぐ意味で、時間をお金で買う形でM&Aを積極的に行いました。

     武田薬品の主な買収は下記の通り。

     2008年 約9,000億円 米国バイオ医薬品ミレニアム・ファーマシューティカルズ

     2011年 約1兆1,000億円 スイス製薬大手ナイコメッド

     2015年 約1兆円 米国サリックス・ファーマシューティカルズ

     

     武田薬品は、英国の製薬会社大手のグラクソ・スミスクライン社から、ウェーバー氏を迎え入れ、2014年6月に社長に就任します。このときの社長の長谷川氏は、武田一族ではないサラリーマン社長で、経団連の要職にも務めていました。

     私は外国人が社長になるのは、よろしくないと思っています。外国人が日本国籍を持って日本人として働くなら問題ありませんが、国籍が外国人の人が、日本国のために武田薬品の経営をするとは思えないからです。

     

     ウェーバー氏が社長になってからは、「がん」「中枢神経」「消火器」を重点分野とするため、経営資源を投入する選択と集中ということで、「和光純薬工業」を2000億円売却をしました。和光純薬工業は、創業家の武田一族も株主に連ねていますが、売却しました。こうした集中と選択による戦略で少しずつ経営内容はよくなっていくかもしれません。

     

    <武田薬品(証券コード:4502)の業績とライバル会社との比較>

     

    (出典:楽天証券、日興コーディアル証券)

     

     とはいえ、上記ライバル比較を見てみますと、売上高営業利益率で、アステラス製薬や中外製薬や塩野義製薬と1.5倍以上の差をあけられており、しかも武田薬品の一株当たり利益は配当額の180円をずっと下回るという状況が続いています。

     日興コーディアル証券のアナリストレポートでは、2020年で一株当たり利益は200円に到達し、やっと配当性向が100%を切る水準(=たこ足配当ではなくなる水準)です。

     本来、180円配当は継続せず、減配するべきでしたが、一株当たり利益180円以下が数年続いても維持されてきました。実際、キャッシュが1兆8,000億円あった時代の自己資本比率は80%を越えていましたが、43.5%にまで落ち込んでいます。たこ足配当をせず、投資のために銀行から借り入れたのであれば、まだ致し方ないと思うのですが、たこ足配当を継続している現状は、私にはどうしても理解できなかったのです。

     

     そんなわけで、たこ足配当を継続していること、外国人が社長であること、この2点で武田薬品を売却することを決断したのです。売却後、5,900円まで上昇していますので、この判断が良かったのか?わかりませんが、私の保有方針にそぐわない以上、売却の決断は時間の問題だったと思っています。

     

     もし今後、武田薬品が一株当たり利益が十分に上昇し、売上高営業利益率も、アステラス製薬などのライバルに肉薄するレベルが見込まれるようになれば、再参戦するかもしれません。

     

     

     

    3.投資成果

     

     武田薬品の投資の結果としては、2009年3月から2017年3月の9年間で180円の配当をもらい続けていたので、配当金だけで2003年から20万以上もらっていたと思います。なのでたこ足配当の恩恵を受けていたのです。

     そして7/31(月)の売却により、13年強の保有期間で、4,200円×100株=42万円の投資で、20万以上の配当をゲットし、今回15万円の売却益をゲットしたことが確定しました。(配当金・売却益いずれも税引き前)

     

     その売却代金で、NTTドコモとコメダホールディングスに乗り換えるという決断が成功するか否か?は不明ですが、両銘柄の利益成長の方が、武田薬品よりも上回ると判断しています。

     

     私のポートフォリオから医薬品株が無くなってしまいましたが、医薬品株では、配当性向から見てアステラス製薬(証券コード:4503)が有力で、第一三共(証券コード:4568)も新薬の開発力がある製薬メーカーと見ています。

     こうした銘柄が下がる局面があれば、拾っていきたいと思います。

     

     

     そんなわけで、今日は私が長期保有してきた武田薬品について取り上げました。


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