国債市場が閑散している!

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    JUGEMテーマ:国債

     

    今日は、5月の初旬に掲載された債券市場についての記事を取り上げます。

     

    下記は日本経済新聞の記事です。

    『2017/05/01 15:27 日本経済新聞 電子版

    1日の債券市場で先物相場は横ばい圏で推移した。前週末と同じ151円02銭で取引を終えた。日銀がきょう実施した国債買い入れオペ(公開市場操作)で、残存期間「3年超5年以下」の買い入れ額を減らした。中期債の需給が緩むとの思惑から先物に一時的な売りが出たが、前週末の時点で既に織り込んでいた向きもあり、持続しなかった。(後略)』

     

     

     新発国債10年物の国債の取引が低調というニュースです。大規模金融緩和で、債権が金融商品としての魅力が薄れ、市場参加者が減っていると報じています。

     

     しかしながら、記事で指摘する金融商品の魅力とか関係なく、もっと簡単に言えば、債券市場に国債が無くなっているというだけの話です。金融緩和で、日銀の国債保有残高が400兆円を突破しました。日銀は買い取った国債を売ることはありません。ひたすら買い続けます。それが金融緩和です。というわけで、市場から国債が無くなっているというのが債券市場の実態です。

     

     本来ならば政府が国債を発行しなければなりません。国債の増刷、赤字国債でも建設国債でもいい。にもかかわらず、やらないからこんなことになっているのです。

     

     そして、こういうことを言う人がいます。

    「市場機能が低下したまま将来、日銀が国債買い入れ額を減らした場合、金利が急騰する!」

     

     皆さんどう思われますか?日銀が買い入れ額を減らしたら本当に金利が急騰するでしょうか?

     もし急騰したら日銀がまた買えばいい!ただそれだけです。

     

     このように「金利の急騰」「国債の暴落」を夢見る人たち、財政破綻を叫んでいる連中が、根本的におかしいのは、金利が急騰したら、日銀が国債を買えばいいだけの話にもかかわらず、なぜか”日銀が国債を買わない”ことになっているのです。

     日銀が買ったらどうなの?と聞きたい。それで終わりです。

     

     どの新聞社も必ず「金利の急騰」「国債の暴落」と記事に書きたがります。とはいえ、日銀が買えば「金利の急騰」も「国債の価格暴落」も発生しないのです。暴落したとしても安く買えてラッキー!それで終わりです。

     

     というわけで、今日は日銀の金融緩和が継続され、国債増刷をしないために、債券市場の取引高が減少していることについて取り上げました。私は財政破綻論を撲滅したい、そのように思っています。日本には財政破綻はあり得ないことを皆さんに知っていただき、早く正しい政策が打たれることを心から望みます。


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