上場企業の株主ってそんなに偉いのか?

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    JUGEMテーマ:資産活用

    5/2からヨルダンのアンマンに来ています。

    PCがないため、文字打つのスマートフォンで遅く、記事作成に制約があります。読者の皆さま方におかれましては、帰国するまでの間、ご容赦願います。

     

    5/3に、死海に行きました。表題のテーマと関係ありませんが、死海の写真を掲載します。

     

    前置き長くなりましたが、wifiでインターネットを見ていまして、ヤフーファイナンスの掲示板の投稿を閲覧していました。

     

    そこで今日は、「株主ってそんなに偉いのでしょうか?」というテーマで、私見を述べます。

     

    ヤフーファイナンスの銘柄の掲示板を見ていますと、「配当を増やせ!」「自社株買いせよ!」「ROEを上げろ!」こうした意見をよく目にします。

     

    読者の皆さま方の中にも、株式を保有されている方も居られかと思います。

     

    株式の投資家は、いろんな事情の人(年金代りに配当目的で保有している人等)がいますので、考え方を押し付けるつもりは、ありませんが、敢えて言えば、私は配当性向で50%を超えてまでして配当を出す必要はないということです。

     

    また、上述の意見「配当を増やせ!」「自社株買いせよ!」「ROEを上げろ!」は、ポートフォリオ理論的・証券アナリスト的には正しいかもしれません。

     

    「ROEを上げろ!」は、その典型。人件費の抑制、投資(支出)を絞る、自社株買いして金庫株にせず消却する、これやれば、ROEは上昇します。しかも実施されれば短期的に利益が出るため、短期的に株価上昇もしやすいです。

     

    「自社株買い」も株価上昇要因です。金庫株にしたあと、公募売出ししなければ、浮動株が減りますし、自社株分の配当流出も減ります。

     

    「自社株買い」後、消却すれば発行済株式数が減りますので、これもまた一株当り利益の上昇で、株価上昇要因になります。

     

    特に、ストックオプション付与と自社株買いの組み合わせは、役員と株主の利害が一致しやすい。

     

    例えば、役員のみにストックオプションを付与する、もしくは従業員にも付与するが役員により多く付与した後、自社株買いをすれば、ストックオプションを付与された者は株価上昇の恩恵を受け、ノーリスクで株式譲渡益を得られます。

     

    株主も、その短期間の株価上昇と上昇後の株価が維持できている間は、経営への不満は出難く、利害が一致しやすいわけです。

     

    とはいえ、こうした施策は、将来の投資が抑制されたり、投資資金に制約を受ける可能性があります。

     

    短期的に株価上昇したとして、将来の投資を抑制していては、先行き先細りとなり、その上昇後の株価を維持することは困難でしょう。

     

    超長期で応援したいと思っている私には、自社株買いや増配、ROE至上主義は迷惑です。

     

    またスチュワードシップコードの考え方も迷惑です。ROEが高く自社株買いや増配する企業のことを、株主と対話ができている会社として称賛しているわけです。

    株主ってそんなに偉いのでしょうか?

     

    リニア新幹線の技術の元の超電導は、1911年にオランダ人の物理学者のヘイケ・カメルリング・オネス(1913年ノーベル物理学賞受賞者)が発見しました。

    オネスが超電導を発見してから100年以上かかって、ようやく我が国において、リニア新幹線が実用化されます。

     

    東レの炭素繊維も、繊維業が苦しく赤字が続く中で、会社が成長するために新素材開発に投資をし続けた結果、ようやく花開いたものです。

     

    無論、投資案件の選別、成果が出るまでの目標の時間軸のバランス、プライオリティは重要ですが、投資に失敗は付きものです。100%成功が約束されたノーリスクの投資案件なんて、ほとんどありません。

     

    こうしたことを踏まえ、私は株式投資先の企業に対して、「自社株買い」や「増配」は不要で、むしろさらに会社が成長するために、将来の投資の制約の支障が出ないように配当を増やさず、利益を設備投資、人材投資や、それら投資のタイミングを見計らうための内部留保に充当して欲しいと思うのであります。

     

    そんなわけで、「増配しない」「自社株買いしない」「ROEを高めようとしない」が、株主軽視だという意見に対して反論したく、今日はヨルダンのアンマンから、私見を述べさせていただきました。

     

     

     

     

     

     


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